一通りプレイできたので、感想。
歌で動物と心を通わせ、それぞれの動物の特徴を活かしながら進む、謎解き型のアドベンチャーゲーム。
マップはほぼオープンワールド。プレイ開始以外のローディング時間が無い。
ゲーム内では文字の表示も少なく、自由度も高め。
物語のヒントとなるモノは出るもののハッキリとした設定もなく、やらなければいけないイベントもありますが、ほとんど自分の感性でストーリーを進められます。
ガイドもあるので迷うことはないはず。
BGMや周りのオブジェクトの色合いはステージ毎に変わるので、独特の雰囲気が楽しめます。
SEも離れれば小さくなるし、近づくと大きくなる。
公式ホームページに掲載されている情報によると、主人公の主な目的は「サイレント・ワン」の脅威を森から守ること(ゲーム内では詳しい表記は無し)。
戦う手段がないので、隠れて行動するのが基本。
子どもの動物とはどんな言葉でも通じ合えますが、大人の動物にはその動物の言葉で話しかけられるようになるまで会話できません。
物語を進めると、喋れる言葉も増えていきます。
その他にはクリスタル集めがあり、一定数集めると主人公のできる能力が増えます。
初期に覚えられる「木登り」と「滑空」の能力はクリアに必須。
公式からのヒントもあるので、残りのクリスタルの位置がわからないときに参考になります。
欠点はカメラワーク。
滑空中に真下を見たくても、ボタンの関係上カメラを動かせない。
できれば主人公の向いている向きにパッとカメラを合わせられたり、滑空中なら真下を見れるようにできるボタンが欲しかった。
個人的な意見になりますが、オリジナルキャラクターのオフラインゲームとしてはかなり理想的。
広いマップでも木登りをすれば、すぐに高台に移動できる。滑空が使えるのも嬉しい。
ステージをワープする手段が存在しませんが、案外探索していないところもあったり、クリスタルを見つけられたりするのでこれはこれでアリ。
ミスはありますが、ゲームオーバーの概念は無し。
近年のゲームやスマホアプリは作業工程が多くなってきているのに対して、Feは作業感を感じさせなかった。
ゲームらしく楽しめたという点では高評価。
あとキャラクターがかわいい。人間が出てこないゲームの方が好みなので、これも嬉しかった。
まとめると
・主人公と一緒に広大な森を探索できる
・広いマップながらも移動が苦痛ではない
・戦うアクションは一切無し
・視点操作しにくいので注意
「戦うアクションが無い」ので、アクションゲーム好きの方にはオススメできない。
感覚的には、武器がないブレス オブ ザ ワイルド。
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