こがねいろのエアブラシ

プロモデラーRGが好きな人のゲーム日記みたいなブログです

モンスターハンターライズ 感想

大型アップデート前の村&集会所クエストのイベントを全て終えられたので、追記を交えての感想。

(他のモンスターハンターシリーズはダブルクロス、ストーリーズしかプレイしていないので、ワールドやアイスボーンからの新要素についての話が重複しているかもしれませんが…。)

 

 

Switchで遊べるモンスターハンターシリーズでは「モンスターハンターダブルクロス」に次ぐ2作目。

任天堂ハードで遊べる作品としては4年振りとなる。

 

舞台は「カムラの里」。

行ける村が他になく、出会える人物が限られている為、みんな個性豊かで世間話をするとなかなか面白い。

ストーリーを進めると二度と聞けなくなる話題もちらほらあるので、気になる方はこまめに聞き込むといいかも。

 

今までのモンハンで良くも悪くも恒例だったシステムの大半が撤廃、シリーズの中でもかなり遊びやすくなった。

具体的には

・砥石、投げクナイ(投げナイフ)の個数が無限化

・採取アイテムを拾う際の待ち時間が無し(一部例外あり)

・目的の採取アイテム、討伐モンスターの位置の可視化

・狩りの最中でも、パッと拠点に戻れる機能「ファストトラベル」

・ホットドリンク、クーラードリンクの撤廃

…など。

 

遊びやすくはあるが、その分操作がやや複雑で初心者は戸惑うかもしれない。

 

 

今作の特徴は「新オトモ、ガルク」「翔蟲を使った空中アクション」「タワーディフェンスミニゲーム、百竜夜行」がある。

 

 

ガルクはハンターが搭乗する事が可能で、スタミナを使わずに移動することができる。

そこそこ高い段差やツタも登れる為、移動手段としてはかなり優秀。

ダッシュはできなくなるものの、搭乗しながら砥石やこんがり肉を食べたり、通常よりやや時間は掛かるがモンスターからの剥ぎ取りもできる。

 

 

翔蟲は高い所に飛んだり、空中を渡り歩く事ができる。

ちょっとした高低差のある地形なら、モンスターのいる地点まで直線移動する事もできる。

翔蟲を使った技「鉄柱糸技」は武器種によって異なり、また他の技に変更する事も可能(入れ替え技)。

 

モンスターを鉄柱糸技や空中攻撃で弱らせたり、別の大型モンスターと対峙させると「操竜待機状態」になる事があり、その状態のモンスターを「操竜」できる。

操竜中、弱攻撃や強攻撃を繰り出させたり、「突進離脱」で乗っているモンスターにダメージを与えたり、時間内にたくさん攻撃してゲージを貯めれば「操竜大技」を繰り出す事もできる。

 

 

百竜夜行ではバリスタ等の設置武器を使って、次々と里にやってくるモンスターを退治していく。

村クエストでは、最低1回プレイでクリア可能。

集会所クエストでは、基本的に3回プレイでクリア可能(別の手段を使えば最低2回)。

エストの規模にもよるが、ソロで行う村クエストの場合1回10〜20分程。

最初はバリスタしか置けないが、敵を倒して砦のレベルを上げる事で、大砲や連射砲、砲台を設置できるようになる。

 

大物モンスターが来たり、反撃のドラを叩くと「反撃の狼煙」があがる。

制限時間内はプレイヤー自身が大幅に強化されるので、自ら大物退治に出向こう。

最後の群れの大物を倒すとクリア、それまでに里の門を壊されてしまうと失敗となる。

慣れると、ソロで挑むには狩猟がめんどくさいモンスターの報酬が簡単に手に入るようになるので、たまに遊んでみるのもオススメ。

 

 

今作では村での上位クエストが存在せず、上位クエストで遊ぶには集会所クエストを進めないといけない。

集会所クエストをソロで攻略する事も可能ではあるが、村クエストと比べると難易度は高くなる(公式情報によればモンスター側は、プレイヤー人数に合わせたステータスに変更されているとの事なので、ソロ用の難易度にはなっている)。

 

上位のソロ攻略はかなり骨の折れるモノ。

装備が整っていない状態での討伐は厳しいので、狩猟が安定するまでは捕獲がおすすめ。

 

 

マイナス面としては

・やや難易度が高め

村クエスト、集会所クエストどちらも途中から難易度が跳ね上がる。

特に緊急クエストで詰むと、それ以前のモンスターで作れる素材、武器での狩猟を強いられる。ここまでは他のシリーズでも言える。

しかし今作は防具や武器の作れるモンスターの数がかなり絞られている為、主に武器の強化の幅が狭く、威力でゴリ押して攻略という力技がしにくくなっている。

とはいえその段階で作れる武器での火力不足は無いはずなので、何度も挑戦してテクニックを磨けば十分クリアできるはず。

 

・全体的にゲーム内の解説だけだと説明不足感がある。

容量削減やテンポを悪くしない為なのであれば仕方ないが、「これを教えてくれればもう少し楽だったかもしれないのに…」というアドバイスに限って教えてくれなかったりする(一応ハンターノート等に細やかな操作方法も載っているが、序盤だと手が出にくい…ここら辺は私の問題かもしれない)。

恒例といえば恒例だが、武器の使い方に至ってはほぼ独学を強いられる(修練場に行けばある程度の行動パターンを表記してくれる)。

シリーズ経験者であればやりくりできそうではあるが、初心者にはキツい気がする。

 

・大型モンスター、種類ごとでの作成可能な武器、防具が少なめ。

ワールドと比べると、アップデート前でも戦えるモンスターの数は多いらしい…とはいえ、若干作成できる装備が少ない気がする(けれどもこの感覚はダブルクロスしかやってない私個人の意見なのであまり参考になさらず…)。

 

今作の「モンスターハンターライズ」はダブルクロスの大幅改良版に近い気がする。

あまりワールド&アイスボーン張りの細かいシステムや世界観を理想しない方がいいかも。

 

今後、無料のタイトルアップデートが予定されているので、やや少なく感じる大型モンスターの種類や全体的なゲームのボリュームはまだ増えそう。

本編自体もアップデートを前提にした雰囲気なので、今後に期待したいところ。

 

 

モンスターハンターライズ」はSwitchにて

ダウンロード版:7,264円(税込7,990円)

パッケージ版:7,990円(税込8,789円)

で販売中。

 

また、ダウンロード版では有料ダウンロードコンテンツDLC)がセットになった「デラックスエディション」が8,173円(税込8,990円)。

パッケージ版1本とダウンロード版1本、アイテムパックがセットの「狩友ダブルパック」が15,254円(税込16,779円)。

 

「パッケージ版」と「狩友ダブルパック」の場合、購入店舗によってオリジナルグッズが付いてくるそうなので、欲しい方は調べてみてください。