ニンテンドーからのゴールドポイントキャンペーンに後押しされ、SNSにてネコがリアルと話題になっていた「Little Kitty, Big City」を購入。
アメリカの開発社「Double Dagger Studio」が制作したインディーゲーム。
とある町のビルにて、飼い猫として過ごしていた黒猫。
ふと寝返りを打った拍子にバランスを崩してしまい…
住宅街の路地に転落。
家へ帰るべく、子猫の冒険が始まる。
+ボタン(もしくは十字→)からメニューをオープン。
セーブの他、実績やクエストの確認もできる。
ちなみにオートセーブもあるっぽいので、セーブをし忘れて大惨事…な事は起こらなさそう。
その反面、不具合で変な場所で詰んでしまった際の取り返しが付かなくなる可能性はあるかもしれない…設定でオフにできただろうか?
早速辺りを探索。
水に覆われた地形は飛び上がってしまい、踏み入る事ができない。
配置されているあらゆるオブジェクトは、加えて持っていく事ができる。
この自由度と緩さは「Untitled Goose Game 〜いたずらガチョウがやって来た!〜」を彷彿とさせる。
勝手に民家の中へ侵入。
Bを押すと正面に向かってジャンプ。B長押しならLスティックで飛ぶ位置をじっくり決められる「繊細ジャンプ」も可能。
ネコの動きが非常に滑らかでリアル。
先へ進むと、植木鉢の並ぶ塀の上へ。
ZLで左ネコパンチ、ZRで右ネコパンチが放てる。
植木鉢の吹っ飛ぶ感覚がなんとも爽快。
ビルから落ちた際にぶつかってしまったカラスの九郎と遭遇。
今度はカラスを追いかける事に。
…と、その前に悩む画家?を発見。
並べられたペンキを倒して足跡を付けると、1つクエストを達成。
「家に戻る」までの道中、町中は様々なクエストや実績目標で溢れている。
ネコのように、のんびり気ままに寄り道していこう。
犬に吠え掛かられたところでカラスと再会。
「ビルまでよじ登ってはどうか」と聞かれるものの、お腹が空いているので厳しいという子猫。
そこで、魚を取ってくる代わりに「キラリ」25個と交換しないかと持ち掛けられる。
乗るしかないので乗る。
「キラリ」はゴミ箱を漁る、三角コーンを退かす、空き缶をゴミ箱に入れる等する事で手に入る。
人の目から見た、ネジやボルトの事を指す様子。
カラス大好き「光モノ」という事なのだろう。
度々見かけるカプセルからは、被り物を入手。
メニューからいつでも着せ替え可能。
アイテムによっては、ジャンプの拍子にパーツがめちゃくちゃ伸びたりする。
少し歩くと、黄色いネコに遭遇。
青い小鳥の捕まえ方を伝授してくれる。
L長押しで忍び寄ってからのジャンプ。
狙いが少し甘くても捕まえてくれる。
青い羽は集めておくと良い事に使えるらしい。
…一度捕まえてから、やたら小鳥がフンを落としてくる気がする。恨まれてます?
報告したらX長押しで使用できるエモートをゲット。
ソロプレイのみなので、完全に自分が楽しむためだけの機能となっている。
そういうの最高。すごく嬉しい。
商店のジャムを落としたり、可愛がってくる人が怖すぎて逃げるなりしていたら、キラリがかなり溜まっていた。
カラスが持ってきてくれたサカナをムシャムシャ食べる。
完食すると、ツタをよじ登るための「エネルギー」が追加。
よじ登り中、子猫の左側に表示され、緑色のゲージが尽きるまで動く事ができる。
切れた瞬間移動できなくなるので、Aで飛び降りて仕切り直そう。
登った先で、マンガ知識豊富で哲学的なカモから「ヒナを探して欲しい」と頼まれる。
やはり海外のゲームであるからか、セリフの言い回しが独特で、「鮮明」ではない感じが強い。
英語バージョンの方が良いのかもしれない…(言語は絶対から変更可能)。
なんとカモ達が自作したというマップを入手。
+のメニューに追加される(十字↑でショートカット可)。
常に表示される訳ではなく、大まかな位置を見る程度にはなってしまうが、魚の位置も表示されているので助かる。
小ガモを助けるまで時間が掛かりそうなので寄り道。
土管に詰まっていたタヌキを救出。
青い羽を欲しがっており、渡してあげるとマンホールからポータルを開通。
最初はワープ失敗…?だったが、今後は色々使えるようになってくる。
ある程度町歩きを済ませたところで今回はここまで。
海外の作品とは思えない程、日本の町の解像度が高い…。
日本お馴染みのスラング(「www」等)や、文化(ネコが魚を食べる国は他にないはず)も混じっており、ネコの動きも含めてじっくり観察して制作された事が伺える。
ソロでゲームを遊びたい方、ネコが好きな方にはオススメしたい。