気が付いたら年末。
ぼちぼち行事が再開したりと季節感を感じる機会も増えつつあるが、例の流行り病も未だ収まらず、なんとももどかしい年だった…気がする。
何か盛大にやり残している気がするが、気のせいだろう。
「金色のブキ」より「デカい剣」を持たなければいけない気がするが、気のせいだろう。
今年購入したゲームは
今年のピックアップは…正直良い意味でも、悪い意味でも絞りきれない。
「スプラトゥーン3」と「ポケットモンスター スカーレット バイオレット」。
「スプラトゥーン3」は待望の3作目。
新しいステージ、新しいブキが追加され、既存のブキのサブやスペシャルも変更。
新アクション「イカロール」「イカノボリ」も追加され、移動面でもテクニックを活かせるように。
2でも人気だったサーモンランは続投、数ヶ月に1度「ビッグラン」と呼ばれるイベントが発生する事も。
初代から代々続くイベントのフェスでは、3色のインクを使用する「トリカラバトル」がプレイできる。
バンカラマッチのウデマエは、シリーズ初のシーズン制となっており、長いスパンで楽しめる。
…のだが、ほとんど2との差異がなく、新たなイベントも少し新鮮味が欠ける。
兎にも角にもブキバランス(というよりスペシャルの問題だろうか)の格差が大きく、上位帯ではブキ構成がワンパターンになりやすいという。
また話を聞く限り、レートの上下の仕様も疑問に残る。
今までのシリーズではあまり見られなかった通信環境の不安定さも相まって、少々厳しい評価に留まりそうである。
「ポケットモンスター スカーレット バイオレット」は、シリーズ初のオープンワールド形式。
アカデミーに転校してきた主人公は、不思議なポケモン「コライドン」「ミライドン」に乗ってパルデア地方を駆け回り、ジムを制覇したり、悪そうな生徒と戦ったり、スパイスを集めたり…自由な冒険が楽しめる。
今までのシリーズの中では一番ポケモンの動きが自然で、質感もしっかりと描かれている。
3D技術の進化が見れて嬉しい反面、全体的に処理落ち気味なのが惜しい。
プレイヤーが干渉できるオブジェクトも少なく、オープンワールドにあまり利点が見出せない。
ジムやその他ストーリーに関わるものも攻略順は自由なのだが、相手のレベル等の補正が一切掛からないところも疑問。
そしてどこから挑んでも繋がるようなストーリー設計になされているが故に、道中の纏まりが感じられず、登場人物同士の掘り下げがいまいちな点も気にかかる(スター団はかなり重視されているのだが、ジム周りが特に…)。
攻略順序が決まっていた方が、人物同士の絡みも多く、ポケモンらしく楽しめるストーリーになったのではないだろうか…と個人的に思う。
去年〜今年に掛けては「めちゃくちゃハマるあと一歩でモヤモヤしてしまう」雰囲気のゲームが多い気がする。
推測するに、企画の小回りが効きにくいであろうリモートワーク環境下で制作されたのではないだろうか…。
丁度今ぐらいに販売されていてもおかしくない時期のはず(ゲーム製作に関わったことはないので、全然リモートワークに差し掛かっていない可能性もあるが)。
シリーズファンとして2作とも期待していただけに、楽しくはあるけれど少し残念だった。
来年はブレス オブ ザ ワイルドの続編「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」が発売予定。
こちらは元より発売が延期されているので期待。
私個人としては「いくらでも待つから、満足できるまで開発して構いません」という気持ちなので、難しそうだったらもうバンバン延期してほしい…。
そして「ピクミン4」の発売も告知されている。
オリマー側か、アルフ側か、それとも新しい惑星人か…。
逆にホコタテ星の探索みたいなストーリーも見てみたい。
スプラトゥーン3関連は今のところ何も情報が無い。
年内に有料DLCで、4号&8号関連が来ると予想。
やり残したゲームを一通り巡って、2022年を締め…ようと思ったら、データを移し替えていないタイトルは初期型Switchじゃないと遊べない。
シンプルに忙しいので起動も難しい、データは来年移し替える。
とりあえず甘い派に入れて、
花火を観た。
良いお年を。